三笠山は特に餡にこだわり、職人が自社工場で丹精込めて炊き上げおります。
小豆選別
厳選した北海道産の小豆を使用。不純物がないか、割れたり色が悪い小豆がないか手作業で入念に確認し選別します。
洗い~炊き上げ
選別された小豆を皮が破れないように優しく洗い炊き上げます。一度沸騰したら水を抜き、再度1時間弱炊いて蒸らします。
蜜漬け~寝かせ
炊き上げが終わったら不要な水を捨て一旦小豆を上げます。砂糖を入れ、沸騰したら小豆を戻し甘さが染み込むまでじっくりと炊き上げます。蜜漬けが終わったら、しっかりと豆の芯まで甘みが馴染むように約3時間寝かせます。
炊き詰め
十分に甘みが馴染んだら小豆を上げ、1時間ほど煮詰めます。煮詰めた後、小豆と塩を混ぜ合わせ、じっくり水分を飛ばし濃密な食感になるまで炊き詰めます。炊き詰めの作業は気温によって豆、餡の状態が変化しやすいので 職人の手により、味・食感の最終調整を行い完成します。
文明堂総本店の自社製餡作りへの想い
文明堂総本店がなぜ三笠山の自社製餡にこだわりを持っているのか、やはり安心・安全なお菓子を美味しくお客様に召し上がって頂きたいこの想いに尽きます。製餡所からの仕入れを行っている菓子店も多い中、手間と時間を惜しまず美味しい餡を追求してきました。
しかし自社製餡を作り続けていくには、「良いお菓子を作る」という強い意志を持った職人なしでは成し得ません。文明堂総本店には安心・安全なお菓子を美味しくお客様に召し上がって頂きたいと常に意識している職人が揃っており、これからも自社製餡を手間暇かけて作り続けていきます。